奈良のお酒は美味しいってご存知でした?(その2)

風の森 秋津穂657 

はじめに

奈良の酒シリーズ第二弾は、油長酒造の「風の森」です。前回のみむろすぎが「これぞ奈良の伝統!」って感じだったとすれば、今回の風の森はめちゃくちゃ革新的な一本。同じ奈良でも、こんなに違うのかと驚きました。

油長酒造という蔵元

油長酒造は奈良県御所市にある、享保4年(1719年)創業の老舗酒蔵です。300年以上の歴史があるのに、今は若い蔵元杜氏が「伝統も大事だけど、新しいことにもガンガン挑戦しよう!」って感じで酒造りをしていて、注目されています。

「風の森」って名前も素敵ですよね。奈良の豊かな自然の中で育まれる酒っていう意味が込められてるんですが、実際に飲んでみると、本当に清涼感のある風を感じるような味わいでした。

秋津穂657の特徴

今回手にした「秋津穂657」は、奈良県産の酒米「秋津穂」を使って、精米歩合65%、アルコール度数16〜17度という、風の森のスタンダードとも言える一本です。

**秋津穂という米について**
秋津穂は奈良県で開発された酒造好適米で、山田錦と日本晴をかけ合わせて生まれた品種です。奈良の風土にピッタリ合った米として、地元の酒蔵で愛用されています。

**アルコール度数16〜17度の絶妙なバランス**
16〜17度って普通の日本酒と同じくらいなんですが、風の森の秋津穂657は発酵時の炭酸ガスが残っているので、軽やかでフレッシュな口当たりが特徴です。

まとめ

風の森 秋津穂657は、これまでの日本酒の常識を良い意味でぶち壊してくれる一本でした。無濾過無加水の生酒で、搾りたての風味がそのまま味わえて、現代の酒造りってすごいなぁって思わせてくれます。

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**風の森 秋津穂657**

– 醸造元:油長酒造(奈良県御所市)
– 使用米:秋津穂(奈良県産)
– 精米歩合:65%
– アルコール度数:16〜17度
– 価格:1,500円程度(720ml)

*コヨーテnoteでは、お酒以外にも音楽や資産形成についても発信していきます。