株が上がって、金も上がる?

こんにちは、コヨーテです。

退職金2500万円をもらって、これまでの積立投資を解約し、自分で運用することにしました。最初は何をどうすればいいか全然わからず、ネットを読み漁って組んだポートフォリオがこちら:
• 1200万円:SCHD
• 200万円:ゴールド(日興のゴールドファンド)
• 300万円:米国超短期債ETF
• 100万円:S&P500
• 100万円:FANG+
• 100万円:日本高配当株
• 500万円:預金

今日は「金」の話です。年初200万円で買ったゴールドファンドが、気づけば240万円に。

ちなみに金投資については、以前こんな記事も書いています。
👉 金投資の始め方について書いた記事はこちら

本来なら逆相関なのに?


「株が上がれば金は下がる、株が下がれば金が上がる」──教科書的には逆相関。
なのに、いまは株も金も同時に上がっています。なんでだ?

考えられる原因3つ

1. インフレと金融緩和の長期化


米国はインフレはやや落ち着いたと言いながら、実は「2%ターゲット」にはまだ遠い。しかも金利は高止まり。市場は「長く高金利が続く=不安も続く」と見ていて、安全資産として金に資金が流れています。

2. ドル安リスクと各国の外貨準備


米国債の信認がやや揺らぐ中、中国や新興国の中央銀行が外貨準備として金を積み増している。いわば「脱ドル」の動きがじわじわ効いています。国が買えば下支えは強い。

3. 地政学リスクの高まり


戦争、資源争奪、台湾問題、中東の不安定化。ニュースをつければ不安材料だらけです。そんなとき投資家は「とりあえず金」を選びやすい。株高はAI関連や一部ハイテクが牽引していて、安心して資金を置ける場所として金も同時に選ばれている、ということです。

今後のシナリオと対応案

シナリオA:株が調整、金は高止まり

株式が下がる一方で金が逃避先として上がる場合、一部利確して株の買い増し資金に回すのが有力。

シナリオB:株高が続く、金も堅調


世界的にカネ余りや中央銀行の買いが続く場合、金は守りの資産としてそのままキープ。無理に利確せず分散効果を維持する。

シナリオC:金のバブル化


投機資金の流入で金価格が急騰したら、一部を確実に利確。ただし全部売らず、保険として一定割合は残す。

コヨーテ的まとめ


私は「株の買い場が来た時に金を部分的に崩す」スタンスで考えています。
ただ、どのシナリオになるかは誰にも読めない。だからこそ「一部利確+一部残し」でフレキシブルに動くのが無難かなと思います。

⚠️ 最後に大事なことですが、これはあくまでコヨーテの個人的な見解です。投資は必ず自己判断でお願いします。

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