
ついに8月12日、日経平均が史上最高値を更新しました。
以前から「日本株は割安」と言われてきましたが、直近の関税騒ぎが一段落し、トランプ大統領の発言にも市場が慣れてきたことで、安心感が広がっているのかもしれません。
そんな中、私の退職金運用の一部として組んだ「日本高配当株ポートフォリオ」。
まだ全体の4%ほどですが、配当利回りや財務健全性を厳選基準にして選んでいます。
選定基準(一部)
• 配当利回り:3.5%以上
• 売上高:前年比100%以上
• 売上高営業利益率:10%以上
• 流動比率:200%以上
• ROE:8%以上
• 自己資本比率:50%以上
• 営業CF:常にプラス
• 配当性向:30〜50%
• EPS・BPS:右肩上がり
• 負債が増えていない
• 配当金が右肩上がり
• 赤字・減配がない
SBI証券の「単位未満株」を活用し、業種も分散。現在38銘柄のうち、今回は10銘柄をご紹介します。
ポートフォリオ10銘柄と概要
1. 明豊ファシリティワークス(1717)
オフィスや商業施設の建設マネジメントに特化。公共・大企業案件が中心で受注の安定性が高く、DX支援にも積極的。
- 現在値:1,088円/配当利回り:3.95%/保有数:10株/損益:+4.6%
2. オーテック(1736)
自動ドアや建築用部材の施工に強み。施設投資やマンション需要など、建設需要を追い風に堅調推移。
- 現在値:1,770円/配当利回り:3.28%/保有数:10株/損益:+33.2%
3. 住友林業(1911)
国内木造住宅の大手。海外展開や木材流通に加え、再エネ・木造建築など次世代分野に注力。
- 現在値:1,623円/配当利回り:3.08%/保有数:10株/損益:+14.4%
4. アルトナー(2163)
エンジニア派遣事業。AIや自動運転など成長分野への派遣を強化し、長期需要が期待できる。
- 現在値:1,895円/配当利回り:4.43%/保有数:10株/損益:−1.6%
5. CDS(2169)
マニュアル制作や翻訳に強み。自動車・機械メーカー向けの安定顧客基盤があり、海外案件も手掛ける。
- 現在値:1,759円/配当利回り:4.21%/保有数:20株/損益:−1.0%
6. JT(2914)
高配当の代表格。たばこ事業だけでなく食品・医薬事業も展開し、海外売上比率が高い。
- 現在値:4,800円/配当利回り:4.33%/保有数:10株/損益:+9.7%
7. あいホールディングス(3076)
セキュリティ機器やカードシステムで中小企業や自治体向けに強み。ニッチ市場で安定収益を確保。
- 現在値:2,532円/配当利回り:3.95%/保有数:10株/損益:+6.8%
8. SRAホールディングス(3817)
金融・公共分野のシステム開発に強み。受託開発と保守のバランスが良く、景気後退時にも安定しやすい。
- 現在値:4,700円/配当利回り:3.83%/保有数:10株/損益:+4.2%
9. ランドコンピュータ(3924)
金融・製造業向けシステムに特化。業界に根差したソリューションが安定的な収益基盤を支える。
- 現在値:812円/配当利回り:4.68%/保有数:10株/損益:+11.2%
10. クイック(4318)
人材紹介・求人広告に加え、医療・介護分野にも進出。少子高齢化社会での需要増が見込める。
- 現在値:2,311円/配当利回り:4.33%/保有数:10株/損益:+4.0%
今回の10銘柄は、配当利回り平均4.14%。
景気敏感株とディフェンシブ株を織り交ぜることで、安定感と成長性のバランスを狙っています。
次回は、残り28銘柄の中からさらに10銘柄をご紹介します。
免責事項
これはあくまでコヨーテのポートフォリオ紹介であり、銘柄や運用方法の推薦を目的としたものではありません。投資は自己責任で、十分なご自身の判断のもと行ってください。