投資初心者が退職金運用で学んだこと〜個別株投資ってどうよ?その3〜

こんにちは、コヨーテです。
昨年、定年を迎え再雇用となったのを機に、確定拠出年金を解約。虎の子の退職金2,500万円を自分で運用し始めた、まだまだ初心者投資家です。

退職金ポートフォリオの中身 
現在の資産配分です。

• SCHD(米国高配当株ETF):1200万円

• ゴールド(ETF):200万円

• 米国超短期債ETF:300万円

• S&P500インデックス:100万円

• FANG+:100万円

• 日本高配当株:100万円

• 預金:500万円
 

この中で、ポートフォリオのまだ4%に過ぎませんが 私が組んだ日本高配当株ポートフォリオの具体的な銘柄と選定理由をお話しします。 
日本株は適当なファンドがなかったので、選定基準に基づき個別に選びました。

基本的な選定基準は
• 配当利回り:3.5%以上

• 売上高:前年比100%以上

• 売上高営業利益率:10%以上

• 流動比率:200%以上

• ROE:8%以上

• 自己資本比率:50%以上

• 営業CF:常にプラス

• 配当性向:30〜50%

• EPS・BPS:右肩上がり

• 負債が増えていない

• 配当金が右肩上がり

• 赤字・減配がない
 

日本株については、自分の選定基準(配当利回り・財務健全性・成長性など)を満たす企業を個別に選び、SBI証券の単位未満株を活用しながら業種を分散。現在38銘柄を保有していますが、昨日の10銘柄に続き今日も10銘柄を紹介します。

※ちなみに私が投資に興味を持つきっかけとなった「節約オタクふゆこ」さん。彼女のyoutubeはとても参考になりますので初心者さんにはおすすめです。

ポートフォリオ10銘柄と概要

  • 4326 インテージHD(配当利回り2.46%/現在値1,949円/10株/損益+2,000円)
    国内最大級のマーケティングリサーチ会社。景気変動の影響を受けにくく、安定収益が魅力。
    海外調査やデータ分析サービスの拡充で、今後の成長余地も十分あります。
  • 4516 日本新薬(3.73%/3,323円/20株/+4,240円)
    循環器・泌尿器分野に強みを持つ製薬メーカー。特許切れの影響が少なく長期保有向き。
    国内外で新薬開発を進めており、安定配当と成長性の両立が期待できます。
  • 4752 昭和システムエンジニアリング(3.53%/1,560円/10株/+1,300円)
    公共や金融に強みを持つ中堅IT企業。堅実な経営で配当も安定。
    DX(デジタルトランスフォーメーション)需要を取り込み、成長が続く可能性があります。
  • 4928 ノエビアHD(4.78%/4,705円/10株/+4,800円)
    高級化粧品ブランドで固定ファンを抱える。配当利回りが高く株主還元姿勢も良好。
    海外市場や通販チャネルの強化も進み、収益基盤が広がっています。
  • 5108 ブリヂストン(3.48%/6,616円/10株/+5,980円)
    世界最大級のタイヤメーカー。財務基盤が強く、高配当。
    EV・自動運転など新分野への対応も進み、長期的な競争力を維持しています。
  • 5192 三ツ星ベルト(5.03%/3,695円/10株/+3,150円)
    産業用ベルトで高シェア。高配当と財務健全性が魅力。
    自動車以外にも農業・ロボット分野へ展開し、需要の裾野を広げています。
  • 5334 日本特殊陶業(3.43%/5,311円/10株/+5,660円)
    スパークプラグ世界トップ。成長性と安定性のバランス良好。
    EVシフトへの対応も進めつつ、新規事業の育成に積極的です。
  • 5388 クニミネ工業(3.61%/1,109円/10株/+650円)
    ベントナイト製品国内トップ。堅実な配当を維持。
    環境関連や土木建設分野への需要拡大で、中長期的な安定収益が見込めます。
  • 5464 モリ工業(3.89%/926円/10株/+720円)
    ステンレス鋼管に特化。配当利回りもまずまず。
    ニッチ市場で安定したシェアを持ち、海外販売の強化も進んでいます。
  • 6062 チャーム・ケア・コーポレーション(3.18%/1,164円/10株/−1,360円)
    有料老人ホーム運営。高齢化は追い風だが、人件費増が課題。
    サービス品質向上と施設拡大を続けており、将来的な成長余地があります。

あとがき

今回ご紹介した10銘柄は、ディフェンシブと景気敏感をバランス良く組み合わせた構成になっています。株価の上下はありますが、長期保有を前提に、配当を再投資しながらじっくり育てていきたいと考えています。

なお、これはあくまでコヨーテのポートフォリオ紹介であり、投資判断は自己責任でお願いします。

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