
9月18日はジミ・ヘンドリックスの命日(1942-1970)。
「ギターの革命児」「超絶技巧」「ハードロックの始祖」──神様扱いされすぎ。
ちょっと言わせてくれ。
イマイチだと思うところ、言っちゃうぞ
• アルバム少なすぎ問題
 スタジオアルバムたった3枚で伝説入り。
 もし生きて80年代にシンセポップ時代を迎えてたら、絶対ダサいアルバム出してたはずだし、そこまで神話になってない気がする。
• 「Little Wing」問題
 ギターソロなし、2分半で終了。
 え、ギターの神様なのにギター控えめ? なのに名曲?
 つまり、彼はメロディメーカーとしても天才だったってことで、ギター神話が崩れる一曲。
• 「All Along the Watchtower」問題
 ディランの曲なのに完全に乗っ取った。
 ギター炸裂してるけど、炸裂しなくても十分名曲。
 むしろ「カバー職人ジミヘン」として評価すべき曲。
• ギター燃やすパフォーマンス
 いや、ロックの象徴だけど、普通に考えたら楽器破壊系ユーチューバーの元祖。
 ステージで燃やすな、消防呼べ。
ライブはやっぱ別次元(ちょっと怖い)
ウッドストックの「Star-Spangled Banner」は、ギターで爆撃音や悲鳴を再現した問題作。
芸術としてはすごいけど、初見だと「え、国歌でそれやる?」とびびる。
でも不思議と最後は感動してしまう。これがジミヘンマジック。
でもやっぱり聴くとヤラれる
Apple Musicの「Jimi Hendrix Essentials」、全25曲。
ほぼ捨て曲なし。
「Purple Haze」「Foxy Lady」「Voodoo Child」…結局全部聴いてしまう。
今聴いても未来を感じるサウンドって反則。
結局:文句言っても降参
アルバム少ないし、神話押し売り感あるし、ギター燃やすのはやりすぎ。
でも再生ボタン押すと降参。
ギター炸裂しなくても名曲を作れるのに、あえてギターで世界を燃やした男──やっぱり天才でした。
 
  
  
  
  
